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横浜みなとみらい メカニカルストレス

2019/04/09
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メカニカルストレスを高める方法②

「負荷を持ち上げる」のではなく、「一気に加速させ、すぐに力を抜く」こと。

そこに力点を置いていれば、それはバリスティックトレーニングといえる。

バリスティックトレーニングはバーベルを使って行います。
バリスティックトレーニングの典型的な例はジャンプです。

単純にピョンピョン跳ぶだけでも効果はありますがバーベルやダンベル、ケーブルマシンを利用する場合も、目の前にある負荷を瞬間的に強く加速するようにすれば、バリスティックトレーニングになります。
わかりやすい例としては、クリーンやスナッチなどが挙げられますが、ベンチスロー(バーベルを上に放り投げるように負荷を加速する。落下途中でバーベルが減速されるスミスマシンなどを利用する)、メディシンボールを使ったキャッチボールなどもバリスティックトレーニングといえます。
「一気に加速させ、すぐに力を抜く」がポイントです。

そこに力点を置いていれば、
「負荷を持ち上げるそれはバリスティックトレーニングといえます。

「瞬発力トレーニング」「負荷を加速するトレーニング」といった言い方をされることもありますが、
が違うだけで本質的には同じトレーニングといえるでしょう。

○表現の仕方
切り返し動作が含まれるとプライオメトリックトレーニングになる
バリスティックトレーニングと同様のコンセプトで活用されているのが「プライオメトリックトレーニング(プライオメトリクス)」です。

両者の区別は難しいのですが,プライオメトリックトレーニングにはバリスティックトレーニングの要素も入っていると認識しておけば間違いないでしょう。

例えばベンチスローなら、負荷を強く加速させて瞬間的に力を発揮するだけでなく(これだけならバリスティックトレーニング)、上から落ちてきたシャフトを受け取るときにブレーキをかけながら筋肉を伸張させ、すかさず切り返してもう一度投げるという動作全体の事です。


これは「伸張-短縮サイクル」と呼ばれる運動で、負荷を投げる短縮性動作(コンセントリック)の前に、負荷を受け取る伸張性動作(エキセントリック)を行うことがポイントです。

メディシンボールを使ったキャッチボールも同様で、投げるだけならバリスティックトレーニングですが、ボールき受け取って筋肉を伸張させてから投げ返すとプライオメトリックトレーニングになります。

ジャンプも、しゃがんだ状態から跳ぶだけならバリスティックトレーニング。
台の上から飛び降りた反動を利用して跳び上がるような動作の場合はプライオメトレーニングです。

バリスティックもプライオメトリックも、外見上の負荷強度は決して高くありません。

しかし、瞬間的な力発揮は非常に大きくなるので、メカニカルストレスが強いトレーニングということが言えます。


ということは、見た目にはそれほど大きな負荷がかかっていなくても、トレーニングとしては危険を伴うということでもあります。瞬間的に大きな力がかかることで、筋肉を痛めたり、腱を断裂したりといった障害も起こりやすいといえるでしょう。

ですから、これらのトレーニングを行う際には、まず基本的な筋力トレーニングがしっかりできていることが大前提。

しかも、単純に筋力がしっかりついていればOKというわけではなく、関節の構造に合った動きをしているかどうかも重要です。
関節の伸展、屈曲が安定して行われない方向に動作をしたりすると、やはりケガの原因になってしまうことが考えられます。

○回数や重さではなく大切なのは動作の質

バリスティックトレーニングやプライオメトリックトレーニングは、その動作の仕方が変わるように、単純に筋力き高めるというより、筋力を実際の動作に結びつけることが目的といえます。

カの発揮の仕方が問題となるので、いいかげんに行っても効果はありません。

何回行ったか、何㎏の負荷を持ったかではなく、動作の質が問われます。

このトレーニングの難しいところは、発揮されたカの大きさが見えにくいという点です。バーベルを担いでいれば負荷の大きさが見た目でわかりますが、自重負荷でバリスティックトレーニングを行っている場合、瞬間的にどのくらいの力が発揮されたかを肉眼で確認することができません。


本日もご観覧頂きありがとうございました。