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横浜みなとみらいパーソナルジム 記事まとめpart64

2019/05/04
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○筋膜と筋膜リリースの基礎知識



筋肉は、筋膜という薄い組織膜に包み込まれています。



筋膜に包まれた筋肉は、さらにグループごとに筋膜に分けられます。



筋膜とは筋肉を包む膜のことで、ウェットスーツのように体全体に張り巡らされ、表層から深層まで立体的に包み込み、組織を支える第二の骨格であるといわれています。



筋膜は筋全体を覆っている最外層の筋外膜、いくつかの筋線維を束ねて覆っている筋周膜、さらに筋線維1本1本を包む筋内膜に分けられます。



この筋膜は柔らかい組織なので、からまる、くっつきやすい特徴があります。



この筋膜の委縮や癒着が時にコリや痛みを招き、筋肉の柔軟性を損なう原因になります。



・筋膜の役割とは?

筋膜には様々な重要な役割があります。



各組織を包み込み、組織と組織の間に仕切りをつくり分けると同時に結びつけ、体の姿勢を保つ役割を持つ、組織同士がこすれあうことで生じる摩擦から保護する役割があります。





筋膜は、筋線維を包んでいる3つ(筋外膜、筋周膜、筋内膜)に構成された構造から、筋線維の動きを支え、力を伝達する役割があります。



筋膜自身はコラーゲンでできており、85%が水分です。



水分の枯渇やストレス、同じ姿勢での長時間作業、筋肉の柔軟性の低下などにより、筋膜同士がくっついてしまい、筋肉自体の動きを阻害してしまいます。



筋膜は全身を覆っている組織です。

例えば、腰や背中に痛みやコリのある方は、お尻や太もも、股関節部位などの「痛みのある部分の周り」の筋膜をリリースすることによって、症状を改善することができます。



肩などの痛みなども同様で、肩や首、腕やわきの下などの筋膜をリリースすることによって、改善することができます。





○筋膜リリースとは?

筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必要不可欠です。



筋膜を柔らかくし滑りを良くして、解きほぐすことを「筋膜リリース」と言います。



膜はがしと呼ばれることもあります。

筋膜リリースを行うことにより、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を拡大します。



筋膜リリースとは、筋膜を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりすることで、正常な状態に戻すことを言います。



筋膜リリースがときに「筋膜はがし」と翻訳されて呼ばれることもあります。





従来は、アイロンを使用するように、両手を使って皮膚表面を引き剥がしたり、指で筋膜同士を引き離したり、手のひらでこするようにマッサージし、筋膜リリースを行なっていましたが、この方法は難しく技術が必要で、時間もかかるものでした。



しかも、筋肉本体は一時的に柔軟性を取り戻しても、筋膜の柔軟性がなければ、時間の経過とともに再び筋膜、筋肉は、萎縮してしまいます。



筋膜組織の機能回復を図るためには、物理的に圧迫・刺激を加え、筋膜の乱れを取り除くことが必要であり、フォームローラーがとても有効です。



筋膜リリースはフォームローラーを使って柔軟性を高めます。





フォームローラーを使えば、誰でも簡単に筋膜リリースができ、筋肉を解放し、柔軟性・躍動感を向上させることができ、同時にスポーツ障害の防止に役立ちので是非お手元に一つ置いておくのもいいと思います。





・ウォーミングアップと筋膜リリース

スポーツで、練習や試合の前には必ずウォーミングアップを行うことが大切です。



準備運動の目的は、ケガの予防と筋肉のパフォーマンスの向上です。



ウォーミングアップとは、体を温めることです。心拍数を上げて、体温を上昇させることにより、よりハードな動きを行うための準備になります。





筋膜リリースを行い筋肉の柔軟性を高めてから、動的ストレッチ、ランニングなどで体を温めます。



この流れは、筋肉の構造からしても理にかなったウォーミングアップ方法なんです。



これら一連のウォーミングアップを、アスリート独自のペースで実施することができるのが利点でもあります。



また近年、日本のスポーツ業界でも“筋膜をセルフケアする”という考え方に注目が集まっています。



プロ選手でさえ、専属トレーナーがついている選手は、そう多くはありません。



また、トレーナーを練習や試合、遠征・自主練などに常に帯同させることはほぼ不可能です。



フォームローラーなら、使い方を習得すれば、その日の体調や状態に応じて「柔軟に」、「場所を選ばず」、「自分のペース」で、「簡単に」筋膜リリースを行うことができます。過酷なスケジュールをこなすスポーツ選手には、とても有効なツールと言えます。



身体そのものが財産であるプロフェッショナルアスリートは0.01秒でも早く遠くに動きたいアスリートや相手よりも俊敏に移動したいアスリート、自分の持つパワーを最大限に発揮したいアスリート、長く選手として活躍したいシニアアスリートなど、アスリートの目的はさまざまです。



アスリートだけでなく皆さんも是非筋膜リリースのセルフケアを行い、安心してフィットネスライフが送れるようにしていきましょう。



本日もご観覧頂きありがとうございました。