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横浜みなとみらいパーソナルジム 高齢者に対するトレーニングプログラムについてについて!!③

2020/06/15
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こんにちは!

横浜みなとみらいでパーソナルトレーニングジム・プライベートジムを運営しているSecretBay'sFITの下山です


 

今回は前回続きである高齢者の転倒予防のトレーニングについて4つの項目に分けて説明していきます!


 

1,転倒予防の運動トレーニング

バランス機能は、視覚・前庭覚・体性感覚の感機能によって正常に保たれています。

高齢期には感覚系、神経系、骨・アライメント、及び高次神経覚系、神経系、筋・骨組織の退行性変化が生じ、バランス機能が低下します。

都市部在住の高齢者1094名に対して実施した転倒関連の運動機能検査の結果では、ファンクショナルリーチ(FR) , Timed Up & Go test , 10メートル最大歩行速度の成績は、加齢とともに有意に低下しています。

また、1年間の運動機能の低下率は、FRは男性7%. 女性4%, Timed Up & Go testid 男性は1.3%女性2.5%であったが、10m最大歩行速度では変化は認められませんでした。

これらの結果から、運動機能が維持されている在宅高齢者でもバランス機能は1年間で有意に低下し、特にFRのような重心(足圧中心)移動能力が顕著に低下することがわかっています。

高齢者では、立位及び歩行時にスリップやつまずきなどの外乱刺激が加わると、1回のステップで立ち直ることが難しく、何度かステップを行うことよってバランスを立て直す傾向があります。

外乱刺激後のステッピングでは、姿勢保持にかかわる筋群(下肢・体幹の筋群)の反応時間は遅れ、反応の強さも弱くなります。

そのため、高齢者はバランスを崩したときに体幹部を大きく動揺させ、上肢を大きく動かすことによってバランスを回復し、転倒を回避します。

よって高齢期の転倒予防の運動トレーニングは、立ち上がり、背伸び、リーチなどの立位での様々な日常動作や、歩行時の姿勢調節能(動的バランス)の向上を狙いとしたプログラムを実施するようにします。



 

2,転倒予防を狙いとした運動プログラムの実例

動的バランスは、さまざまな外乱刺激(段差や滑るマットなど)によって生じた外力に対して立ち直ろうとする能力と、支持基底面内で重心を移動する能力や、新しい支持基底面の適切な位置に重心を移動する能力とに分けることができます。

実際の運動指導では、これらの要素をミックスしたプログラムを実施します。

足底や足首、膝の関節位置覚や筋紡錘などの体性感覚に刺激を加えるために、オーバーボールやバランスマットなど不安定なサーフェスを利用します。

これらの上で閉脚立ち、継ぎ足立ち、つま先立ち、踵立ち、片足立ちなどの立位姿勢の保持や、しゃがみ込み、立ち上がり、背伸び、多方向へのリーチ、足踏みなどの日常動作を行います。

基本的にこれらの運動は開眼で実施します。

高齢者ではバランス能力が著しく低下しているため、閉眼でのバランスマット負荷は感覚系に対するオーバーロードとなり、転倒の危険性が高まるので避けた方が良いとされています。


 

次回は3,バランストレーニングと4,転倒予防トレーニング実施の注意点についてお話ししていきます!


 

本日もご閲覧ありがとうございました

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